中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

名前はいろいろある・吾輩(コロナちゃん)の漫遊記

 吾輩の名前はいろいろある。 こちのウイルス名はSARS-CoV-2

という。サーズ・コヴ ・ツーだ。  病名というのもあるCOVID-19だ。

コビッド19(ナインティーン)だ。 日本では新型コロナウイルスという。

正式にはウイルスと病名が分かれているのだが、日本ではウイルスも

病名も同じように扱われている。  

 吾輩としては、その辺りはどうでもい。面倒くさいからここでは吾輩の

ことをコロナちゃんとしておく。 コロナちゃんという名前がいいのかどうか

知らないが、人間どもはコロナちゃんをあまり怖がらない。中には身につけ

たくて探し回るようにうろうろするヒトがいる。ヒトはコロナちゃんの宿主と

いうことも知らないようなのだ。 宿主というのは、宿主がなくては生きて

いけないとても大切な存在だということなのだ。 もし宿主がいなければ

コロナちゃんたちはたちまち死んでしまう。せっかく宿主になってくれた

ヒトでも、動かずに2週間もじっとしておられたら、コロナちゃんたちは

死んでしまう。 だから生きている内に、次の宿主に移りたいから、どん

どん動き回ってほしいのだ。 接触したり、咳や唾などの飛沫に乗って

ヒトに移る。それだけではまだ宿主に移ったとこにはならない。 鼻や

喉から体内に入り込み、コロナちゃんの花のようにも見えるブラブラ

をヒトの細胞に入り込む鍵に使って侵入して、そこにコロナちゃんの

DNAを増やすことで生き続ける。 そしてまた次の宿主を探すのだ。

 時には新幹線に乗って東京から大阪へ行き、そこで新しい宿主に

出会って飛行機で九州へ飛ぶこともある。 そこには<おだまり>

っていう店で多くの宿主をみつけてコロナ兄弟がたくさん分れた

こともある。そのうちの一つが家庭にもちこんで高齢者を宿主と

したらしい。 なかまのコロナちゃんたちが、そろそろ一服しようかと

申し合わせていたのにヒトたちが頻繁に動くようになったので

コロナちゃんたちも忙しくなった。 それにGO TOなんとかで・・・

もっとあちこちに出歩けと政府さまが号令をかけてくださるらしい。

東大の名誉教授が今日の国会で、このままだと8月は目を覆い

たくなる事態となるであろうと仰ったらしいが・・・国会議員さんたち

には理解できたのかどうか? われわれコロナちゃんは夏休みも

なく働き続けることになりそうだ。 このまま第2波と言われる秋から

の重労働に駆り出されるのだろうか? いやはや・・コロナちゃんも

多忙なのだよ・・・ヒトさまよ、それでもいいのですかいの???

 

 

 

病名はCOVID-19、ウイルス名はSARS-CoV-2