この時期にＧＯ ＴＯを出す方もだすほうだが・・それに
乗っかって利用しようと思う人もいるらしいから世の中
さまざまである。 トランプ流の自分中心主義が蔓延
しているのだろうか。 ところが、今度はＧＯ ＴＯを推進
しているはずの省庁が、東京都はダメ、若者もダメ、
高齢者もダメ、宴会もダメと・・・ダメ出しの連続である。
そういうことなら、スタートを遅らせ、収束するまで待てば
良いものをと思うが、国交省というのはブレーキのない
車らしく、止められないらしい。
呑気な人の場合、二つのタイプがあるようだ。
一つは、新型コロナウイルスというものの実態を理解
していないタイプであり、もう一つは大したことはない
インフルエンザみたいなものだと、なめている人たち
だろうと思う。 アメリカやブラジルはどちらも大統領が
「なめるタイプ」だったので、まったくブレーキが効かない
状況に追い込まれている。ブラジルなどは、すでに国民
の１００人に一人が感染者になっているが、その実態は
３０人に一人が感染しているのではとまで言われている。
大統領が当初から唱えていた路線の通りになっている。
国民すべてが感染すればよいと…大統領もすでに感染
しているし。 ところが感染したから抗体を獲得できると
限らないのが「新型コロナ」の面倒な特質なのだ。
抗体を獲得できていないと、第２波が起こる訳で、どこまでも
キリのないウイルスとと戦いが待っていることになる。
アメリカは、先日の記録を抜いて、昨日一日で７万７千人と
いう新感染者の新記録を作ってしまった。 アメリカもブラジル
も、どうもあまり賢い人がいないようだということが、今回の
コロナ禍ではっきりしてきた。 日本の場合は「号令」を掛けられ
ないと分からない、命令には従う・・というタイプの人が多いのかも
知れない。 そういう場合は「解除」とか「緩和」をしないで、いつ
までも命令を出しっぱなしにしないと、解除、緩和すると、途端に
気が緩んで、無軌道な方に走り出してしまいかねない。
