今日の毎日新聞の中で、田村憲久・元厚生労働相が 秋以降には感染拡大の
「第2波」が想定されるなかで、私たちはどう備えるべきか。今後の検査体制や
法整備の考え方について、自民党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部長を
務める田村憲久・元厚生労働相にくらし医療部・中川聡子、横田愛さんが質問
している。 それに対して・・・・
「PCR検査については、6月16日現在で最大可能件数は1日約2万8000件に
達しており、2月初旬の約1500件から20倍近くに拡充してきました。しかし、
世界に比べればまだ劣っています。韓国は中東呼吸器症候群(MARS)、シンガ
ポールや台湾は重症急性呼吸器症候群(SERS)の経験から検査能力を拡充させて
きたが、日本はそれを「対岸の火事」としてしまった反省があります。
「2月初旬の約1500件から20倍近くに拡充してきました。しかし、世界に比べれば
まだ劣っています。韓国は中東呼吸器症候群(MARS)、シンガポールや台湾は重症
急性呼吸器症候群(SERS)の経験から検査能力を拡充させてきたが、日本はそれを
「対岸の火事」としてしまった反省があります。」
以上のように答えておられます。 しかし、これも嘘です!! なにが嘘なのかと
いうと、日本では、まだ一度も一日に28000件もの検査などしたことがないのです。
最高の日で8千件でしたが、最近の平均では5000件もやっていません。
2万8千件やれる能力があるいうだけで、その能力を見せたことは一度もないのです。
だから一日10万件を目指すと言われても・・目指しているだけで実現しないのでは
と思ってしまいます。 安倍首相の言葉もすべてがそうでした。彼の言う数字は
目標値であって実現したことがないのです。スピード感を持ってと言いながら
まったくの遅速だったことはご存じのとおりです。 目標値をチラチラさせられて、
それで信用してはいけません。 第2波に備えて一日10万件という目標値を
掲げておりますが、すでに世界の多くの国は10万件以上の能力を見せて
おります。 だからこそ感染者数が多いと考えるべきでしょう。
日本のように、検査もせずに、実態を把握しないで目先だけ誤魔化している
数字では全く安心できないのです。