疾病管理本部は、7日から新型コロナウイルスの感染を6時間で
確認できる診断試薬を導入しているようだ。それで感染者八件も
早くなったのだろう。 従来の検査法は、感染の診断まで24時間以上
かかり、隔離などの迅速な対応が難しいとされていました。
疾病管理本部は、この新たな試薬を活用した検査法を導入し、
新型コロナウイルスの診断を受けられる病院を、全国50か所に
拡大する計画です。 専門家らは、迅速な感染者の確認や隔離、
モニタリングなどを通じた防疫能力の向上などが期待されると
しています。
新たな検査法は、韓国企業の「Kogene Biotech」が開発したもので、
食品医薬品安全処は、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大して
いることを考慮し、新たな診断試薬の緊急使用を承認しました。
今回の承認は、2016年のMERS=中東呼吸器症候群やジカウイルス
感染症の診断試薬に続く2番目のケースで、新型コロナウイルスの
診断試薬の承認としては、国内では初めて、世界的には中国に
次いで2番目のケースとなります。 保健当局が新たに導入した
検査法は、「リアルタイムの遺伝子検出検査」方式で行われ、
診断時間を4分の1に減らすことができるとされています。
疾病管理本部の関係者は、「新たな診断方式を導入することで、
国の医療機関で一日160人程度の検査が可能になったほか、さらに
1日およそ2000人にまで拡大して診断検査を行うことができると
見込まれる」とし、「感染が疑われる患者については、早い段階での
診断と対応が期待される」と話しています。
クルーズ船の場合のように3700人を超える検査対象がある
場合にとても役立つだろうと期待している。