中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ゴミ出しは早朝か夜間か??どちらが良いか?

タレントの松尾貴史さんがゴミ出しについて毎日新聞に書いていた。

そのご、ちょっと話題にもなっていたので、私も参加しようと・・・

先ずは松尾さんの記事を紹介しよう。

 私の住む東京都世田谷区は、ご多分に漏れずゴミの収集は午前中に

行われる。もちろん、交通事情や全体の量の多寡で午後にずれ込む

こともあるが、おおむね早めの時間にゴミは集められている。

 たまさか早い時間に収集作業が終わってしまい、その後にゴミを出そう

として玄関先にゴミ袋をぶら下げて間抜け面をさらすことも少なくない。

燃やせるゴミの日なら3日も待てばまた引き取ってもらえるが、2週間に

1度しか収集されないペットボトルだと、軽いけれども異様にかさばる袋を

どこかに収納しておかなくてはならなくなる。

 仕事のせいにばかりはできないが、昔から生活が不規則なので、朝早くに

起きてゴミ出しをするのは結構なストレスではあった。

 福岡市では、ゴミの収集は、日没から深夜0時の夜間に行われている。

近隣の福岡県春日市や同県大野城市などでも夜間収集は行われているけれども、

全国20の政令指定都市で、市全域で行うのは、福岡市だけだそうだ。住民に

とってのメリットは大きく、なぜ他の地域がこの方式に倣わないのか、不思議だ。

まず、会社員の家庭では、朝ごはんの支度から出勤、登校の準備などに追われる中、

ゴミ袋にまとめて収集所に出す一手間が、意外と面倒だ。深夜乗務のドライバーや

飲食店関係者など、夜が遅い人たちにとっても、遅い時間の収集はありがたいのでは

ないか。  そして、夜に出た生ゴミを、長時間置く必要も少なくなる。ハエや

ゴキブリなど、害虫の繁殖も減らせるかもしれない。

 収集に備えて、深夜や早朝にゴミを出しておくと、カラスの標的にされて

しまう。ゴミを突いて食べ物を探したり、臭いで近寄ってきたりすると思って

いる人は多いが、カラスは昼行性で、視覚で突撃してくる。カラスが活動をあまり

することのない夜間のゴミ出しは、美化にもつながるのだ。

 夜間に収集車が動けば、渋滞を起こしたり、渋滞の影響を受けたりすることが

少ない。朝の通勤ラッシュ時間に角々に止まって作業をすることがなくなるので、

経済活動にも寄与する。  そして、結果的に役立ったのが防犯だ。泥棒が住宅を

物色したり、ひったくりをしたり、痴漢が一人歩きの人をつけ狙ったりすることが

難しくなる。これは夜道を歩く人たちに心強い味方になる。

 深夜の特殊業務になるので賃金はかさむかもしれないが、勤労意欲は生まれるの

ではないか。おまけに、さらなる感謝の対象となるのだ。福岡市政アンケートに

よると、なんと97%以上の人が満足しているという。

 暮らしやすさのポイントになるので、間接的ではあるけれど、税収にも役立って

いるかもしれないし、防犯予算、渋滞対策費などとのやり繰りで、実はそれほど

財政を圧迫しないのではないだろうか。

 福岡市には近年、そういうアイデアを出す人材がいるのだろうと思っていたら、

何と1961年ごろには定着していたシステムなのだそうだ。

 以前は、夜間の作業員の声に苦情が出ることもあったが、現在は車の後部に

集音マイクがあり、運転手とやり取りができているという。やりようはあるのだ。

 コロナ禍で閉居している中、断捨離を進めた人(中には配偶者を断捨離しようと

する人)も多いと聞くが、乗り越えて落ち着いた暁には、ゴミの出し方、集め方を

見直す機会が生まれるかもしれない。

 私にとっては、現政権を粗大ゴミに出してしまいたい今日このごろだが、最後に

こんなことを書くと「それが言いたかっただけか」と言われてしまうので、やめて

おく。

  以上が松尾さんの記事です。 ここからが私の報告のようなものです。

私の住んでいるところは、住宅街地域の中の一番山手に建てられているマンションだ。

住宅街を目の下に見える場所に建っている。どういういきさつkは知らないが、この

マンションも地域の管理組合に属している・・・が、住民会には属していない。

マンションにあるゴミ捨て場所は、なぜか管理組合の管理下にある・・どうもわけが

分からない。ゴミステーションにはステンレスのシャッターが降ろされるようになっている。

ところが何年か前に、妻がごみを捨てようとステーションに行ったら・・なんと・・イノシシが

2頭もいたのだ。鼻でシャッターをこじ開けてゴミを漁っていた。私がそれを聞いてステーションに行ったところ、猪は悠然と食べている。 大きな声を出したり、足でドタバタと音を立てても

逃げようともしない。うかうか近づくと攻撃される。私との距離は2メートルほどだ。

根気よく脅して・・やっと退散させた。次のごみ出しの日(週に2度ある)妻が「また来ているんじゃない??」というから・・・こう来ないよ・・大丈夫大丈夫・・と言っておいた。直ぐ妻が

悲鳴を上げながら戻ってきて、またいるよ!!!!という。 またどうして妻が行くタイミングと

あってしまったのかと思えるほど運が悪い。 今度は美味しそうな餌を見つけたのか私の

脅しに全く動じない。 猪の方が攻撃態勢をとってくる。母子の猪だから(子どもと言っても

かなり大きい)攻撃性が強いのかもしれない。 部屋に戻って懐中電灯を2個持って行った。

光を当てても、大きな音を立てても動かない。じっと2頭がこちらを睨みつけている。

マンションに帰ってきた人が「イノシシは怖いから相手にしない方がいいですよ」と忠告

してくれるがこのままじゃゴミステーションがぐちゃぐちゃになってしまう。

 一計を案じて・・2個の懐中電灯を並べて激しく点滅させてみた。そして、猪に焦点を

当てながら激しく動いてみた。 これが効果的だった。猪は、何かの動物が来たのかと

思ったのか??? 退散した。 翌日、神戸役所に電話をして事の次第を話すと、専門家

がやって来てくれて、「ここに来る道筋が多くないので、方法を考えてみます」と。

それでも、夜間にゴミ出しができなくなって・・こまった。遅寝遅起きのわたしどもは・・

早朝のゴミ出しなど困るのだ。 シャッターが降りているので、猪の鼻で持ち上げられ

ないようにすれば・・いいだけのことである。 ところが・・ここからが・・・戦いのような

顛末になる。 管理組合に、シャッターと地面との間に鎖を取り付けたい、費用はこちらが

持つ・・と掛け合ったが・・だめ。 ついに総会で決めることに。なんと・・総会で否決されて

しまった。住宅街では、夜のゴミ出しは認めておらず、だから。。という。

ゴミステーションは、マンションの敷地内にあり、管理組合がそこまで口出しするのは

いかがなものかと思うが・・総会で否決とは、事は穏やかではない。

 そのご、管理組合の理事長と何十回のやり取りの末に・・・ついにOKがもらえた。

わずかな費用でできる。わずか40センチほどの鎖とフックだけで・・すべてが解決。

もう・・イノシシが来たって・・というか・・来ても食べられないので来ないだろう。

 こういう辛いいきさつがあったことも知らない新しい住人が、フックをかけ忘れたり

シャッターを下ろさなかったりする人もいる。 ゴミ出しは、絶対夜間がよい!!!

そうでなくては困るのだ。 カナダに住んだことがある。バンクーバーだ。あそこは

すごい!! 必ず家の前と後ろに道路がある。ゴミ箱は裏のロプロ沿いに置いておくと

ピックアポプされる。 豪州のパースには14年間住んだ。 ご存じだと思うけど、

欧米では同じタイプの大きなゴミ箱だ。道路際に置いておくと、収集車の取っ手が箱を

掴んでひょいと持ち上げ収集車の上でひっくり返す。それで終わり。なんとも便利。

ゴミ箱は大きいので、週に2度もあれば・なんだって入るという感じ。 日本のゴミだし

は、選別がうるさい、厳しい(優れもの??)だが・・とても・・とても・・後進国並みです。