中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「新型コロナ」を冷静に考えてみませんか (7‐終り)

 新型コロナウイルスは謎が深まるばかりです。 本当のところは・・

だれも解析できていないようですね。 このウイルスが持っている

タンパク質を調べてワクチン作成につなげていますが、それだけで

いいのでしょうか? 致死率は高くないとは言うものの、変異しつつ、

姿を変えながら次から次へと人類を脅かすのでしょうか?

 そういうことを考えていると「終息後」などは書けないのですが・・・

断続的に新型が姿を変えて出てくることも視野に入れた一時的な

終息後・・・ということで・・その後の経済がどうなるのかを考えて

みたいと思います。 その収束がいつになるかによっても考え方が 異なって来るでしょうが・・。

 今は、、他国のことまで考えられません。まずは日本のことだけです。

助けてくれ~!!と、叫ぶ人々が多いから、政府はどんどん札を印刷

するでしょう。なにしろ札を印刷する日銀が赤字国債をいくらでも引き受ける

と言っているのですから・・いくらでも印刷できるわけです。 そんなに印刷

してもいいの??と思う人は正常です・・と、私は思う。

 世界一の赤字国債を出している日本が、コロナショックに100兆円も赤字

国債を積み上げようとしています。 その結果はどうなるでしょうか?

 いえることは、そのツケが若い世代にすべてシワ寄せして、自分の首を

締め付けてしまうだろうということです。 では・・高齢者はどうか?

どんどん印刷すればするほど・・・世の中に札束が余ってきます。金余り

現象が起こります。 そして・・多分ですが・・ハイパーインフレが起こる

でしょう。 そうなれば・・収入のない高齢者たちは、たちまちにして生きては

いけない社会になるのではと危惧しています。 

 持てる人が・・うんと富み、持たない人びとが・・ますます貧しくなるという

図式がより鮮明になることでしょう。 新型コロナが日本国民の中に大きな

断層を作り出すことになるでしょう。 断層ができれば・・いつの日にか大きな

破たんがやって来るでしょう。 そういうことにならないように、次代を担う人

たちが、しっかりしなければなりません。 なるようになると思っていれば、

どん底にまで落とされてしまいます。 最後に・・世界についても一言。

世界についても同じことが言えます。EUだって・・せっかく欧州連合を積み

重ねてきたにもかかわらず、新型コロナでバラバラになった感じがします。

収束後に、その影響は大きく残ることでしょう。EUが今一度結束できるか

どうかです。本来ならば、英国の脱EUが大きな話題になったであろう時期に

新型コロナ禍が発生しました。 まったく先の読めない状態です。

アメリカは、コロナショックから立ち直るのに5年以上もかかるでしょうから、

中国の動向が注目されます。 自動車は、このショックの時期を利用して

中国は一気に電気自動車開発に力を注ぐことでしょう。 エンジンのない

車なら特許料の支払いもなく、簡単に車を作れます。 自動車産業界は

コロナショックを挟んで大きく変化するだろうと・・わたしは考えています。

「世界の工場」は形を変えながら次の世界をつくるのでしょう。

 以前から心配されていた・・・何もかも・・外国依存しすぎた日本の工業界

がこれを機に立ち直れるかどうか? 三菱航空機にその答えがるようにも

思えるのです。 世界に・・乗り遅れていると。連載としてはこれで終わります。