タイトルのように、冷静に新型コロナを考えてみようと思いながらも、
やっぱり気になるのが、その感染力のすさまじさ。 感染したって、多くの
人々はインフルエンザ並みの苦しみていどですむようだし、基礎疾患が
あって重篤な肺炎になっても、人工呼吸をはめ込まれる時点で麻酔され、
死ぬまで麻酔は続けられるので患者本人は苦しむことがないという、医師の
説明を読むと・・そうだったら、まあ・・いいか・・なんて・・思わないでもない。
今日現在の世界の新型コロナウイルスの暴れ方をみてみよう。いま世界で
最も感染がひどいのはロシアで、一日約１万人が新規に感染している。
５月１２日現在でみてみよう。 世界の累計感染者数・ 418万0305人
(日本)１万６６８０人
アメリカ136万7638人、スペイン26万4663人、イギリス21万9183人、
イタリア21万9070人、ロシア20万9688人、フランス17万6970人、
ドイツ17万1879人、ブラジル16万2699人、トルコ13万8657人、
イラン10万7603人、中国8万2918人、カナダ6万8848人、ペルー6万7307人、
インド6万7161人、ベルギー5万3081人
◆ 累計 死亡者数 28万3860人
(日本)670人
アメリカ8万0787人、イギリス3万1855人、イタリア3万0560人、
スペイン2万6621人、フランス2万6380人、ブラジル1万1123人
死亡者数が３０万人に達する日も遠くはありません。その３０万人の
多くは高齢者で、体力のない人たちで、いずれにせよ近年に亡くなる
方達だったのかもしれません。 そういう割り切りができる人と、できない
人とでは、新型コロナ問題への感じ方も違うことでしょう。 知り合いで、
もう何年も肺がんで苦しんでいた方がいました。 先日「新型コロナ」で
亡くなりました。 ご家族の思いは・・これまで一生懸命に肺がんと戦って
きたのに・・なんで・・新型コロナで亡くなるなんて・・と、嘆かれています。
高齢者であろうが、基礎疾患を持っていようが、がんと闘っていようが、
だれもが、その日その日を懸命に闘いながら生きていることに変わりは
ありません。毎日が戦いなのです。生きるとは・・戦い続けることなのです。
それが・・見も知らない・・はじめてきく・・新型コロナウイルスに罹って死ぬ
なんて・・そんなのいやだ～～！！って、思う人もいるでしょう。
この連載、もう少し続けます。次は経済も考えます。
