日本の場合は、とても検査数が少ない。
だから、感染者数も少ない。
検査機器が足りないのか? 十分にある。
だったら、どうして検査をしないのか?
すでに、完璧ともいえる検査機器があって一台一日で
何万もの検査が可能になっているらしい。
政府が言っているのとは別の話です。 しかし、そういう民間に
検査依頼が来ないらしい。 どうしてか? 検査をすると感染者が
増えるからです。 感染者は入院させなきゃならない決まりになっている。
だから日本では「帰国者・接触者相談窓口」を通さないと検査を受けられ
なくしてあるのだ。 保健所なんて・・普段はあまり関係のないところだが、
今回の場合は主役になっている気がする。
まあ・・政府がていよく感染者数をコントロールしていると思えば納得
出来るだろう。 だから・・何度も書くように、公表されている感染者数の
10倍は巷にうようよいると思えば間違いない。 感染経路不明なんて
当然だと思う。 4月3日に東京都で見つかった感染者数は89人だった。
すべて軽症者だという。今後は軽症者を病院ではなくホテルを借り上げて
収容するという。4月3日の感染者は97人だった。今日4月4日の数字は
どうなるのだろうか知らないが、多分8割以上が軽症者だろう。
ホテルを借り上げるというが、毎日のように80~100人お収容できるような
ホテルを確保するのも大変だ。医療者や料理人など様々な役割を担う
人たちの教育、配置など・・考えればきりがないほど大変だ。
今の検査体制でも・・やって行けるかどうか・・という・・状態なのだから、
検査数を増やせば・・・一日に数千人規模になって対応できなくなる。
そういう事情はよく分かっているが・・イタリアや、スペインのようには
なりたくない。検査を多くしながら、死者を少なくしているのは韓国とドイツ
である。 国によって対応が違っているし、対応できない国もある。
それらの結果が・・終息後に検証されて、次の機会の備えに役立つの
かもしれない。次の機会とは・・10年前後にやってくるだろう。