日常生活というものができない日々が続いている。どこまでが
日常的と言ってよいのか分からない生活を、多くの人たちが
強いられているのではないだろう。 スポーツ選手にしても、
スポーツを見る側にとっても、日常的ではない。 現状は
すべての職業の人たちに当てはまることではないだろうか。
こういう、非日常的な日々を送っていると、精神にまで影響を
与えてしまうだろう。
だれもが「おかしく」なってしまっては、世の中が不安定になる。
今回は「新型コロナウイルス」という厄介なものを捕まえてしまった
ので、いまさら「何もなかったよ・・大丈夫だよ」とは言い難い世相
が形成されてしまっているが、私がはじめの頃から言い続けている
「淘汰ウイルス」という考え方に立てば、守らなければならない人たち
が少なくて済む。 社会全部に網をかぶせて「犯人」を捕まえようと
しても、犯人かどうかを見分ける方法に問題がある以上は意味がなく
なってしまう。 経済を活性化させないと、日本沈没にもなりかねない。
そのためには「日常性」を一日も早く取り戻すことだ。 犯人捜しよりも、
守るべき人たちを守る方法論を考えるべきだと思っている。