中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

感染拡大は「人材不足」と、適材適所ではなかった?

 世の中は多くの優れた「人材」によって支えられている。この場合、

人材とは、その場所において最適な人が配置され、最適な判断の上で

最適な指示がなされるか否かだと考えている。

 こういう場合に取り上げると文句を言われそうであるが、私は日露

戦争時の203高地を攻撃した際の、乃木大将の無能ぶりを思い出して

しまった。神様にまでなった乃木大将だが、その無能ぶりで多くの

将兵を無駄死にさせてしまったのだった。 指揮官が無能だとどういう

結果になるかをしる象徴的な戦いだった。 第2世界大戦時にも、似た

ような司令官がいただろうし、司令官のおかげで命を助かった将兵

多かったであろうと思う。 戦争の場合は、指揮官の判断によって、

戦局が大きく変わってしまう。 今回の新型コロナウイルスの場合を

考えても、同じことが言える。 まず・・中国の武漢湖北省などに

「人材」と言える司令塔がいなかったということは結果をみても

明らかである。 そういう結果を招くことになった責任は、もちろん

最高司令官でもある習主席ということになろうが、まずは現場である、

武漢湖北省における「司令塔」不在があげられるだろう。

 同じことが、日本の場合にも言える。厚労省が担当であることは

言うまでもないことだが、外国との問題は外務省も関わってくる。

それゆえに日本独自と言える「縦社会」縦型行政では連絡が粗くなり、

緻密な連携が遅れてしまう。 素早く判断して、適材適所に人材を

配置できたかというと、そこが一番の問題だ。 船内管理一つとっても

だれが司令塔だったのか? 一日10トンのごみが「一般ごみ」として

出されていたが、どうしてそれ気付かなかったのか? 専門家??など

だれ一人いなかったのではと・・思わせるほど、仕事が粗い。

 今回の「新型」感染拡大防止措置に対しての「組織作り」が大きく

遅れていたとしか思えない。韓国も、人材不足が感染拡大につながった

と指摘されているが、日本も全く同じではないだろうか。

 兵隊ばかりで・・司令官不在の現場だったとしたら・・怖い。

「組織作りという点において、厚労省と言うところは信用できるかと

言えば・・NO!!としか言えない。あまりにも巨大すぎて、バラバラ

なところだと・思っている。(思い違いだといいのだが)

 的確な判断ができる人が厚労省内にもたくさんいるはずだ。ただ・・

その人たちが、ものを言えるかというと・・そうではないだろう。

国家より省益優先の日本の官僚たちにとって、国民はないがしろに

されている。「新型」の検査キットにも、大きな問題が隠されて

いるのだが・・。 金が絡む、予算が絡む、利害が絡むなかで、

国民の身が守られているとは言えない。