トランプ氏が作り出した「米分断」は、アメリカの力を弱めている
のではないでしょうか。 今「世界の覇権」を争って米中がしのぎを
削っている。そういう中にあって、アメリカ国内が真っ二つに分断
さらしているようにも思えるのです。トランプ大統領の弾劾や罷免を
めぐって、アメリカの世論は真っ二つに割れています。
今月21日時点の各種世論調査の平均値では、弾劾や罷免に「賛成」が
47.3%、「反対」が47.5%ときっ抗しています。支持政党別で見ると、
民主党支持者では、「賛成」が86.0%、「反対」が9.6%、共和党支持者
では、「賛成」が7.9%、「反対」が89.4%と支持する政党によって評価が
大きく分かれています。無党派層では「賛成」が44.6%、「反対」が46.0%
と割れています。 真っ二つに割れているといってもいい数字です。
大統領選ともなれば「時の運」で勝敗が決まると言ってもよいような気がする。
このようなアメリカ分断を招いた・・と言うか、わざと作り上げたのは
トランプ大統領自身なのです。彼は、もっと支持者が多くなると読んでいたの
でしょが・・。中国の習主席の実力が読み切れませんが、今のままで推移すれば
あと10年から20年後には、中国が覇権を握ることになるかもしれません。
そのとき、インドがどういう立場でいるかということが覇権の行方にもつながる
ことでしょうが。