中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

世界が割れる心配をしている

 トランプ氏がアメリカの大統領に選ばれた時から世界の分裂が
始まったように思っていたが、今回の「小型核兵器導入」の決定で
世界の分裂が間違いなく起こるようにおもえる。
 日本政府は今回のアメリカの決定を良しとして受け入れている。
怖ろしい時代に突入したものだ。
 核兵器の保持は、大規模な戦争を回避する目的だということで、
核兵器に反対する人たちも黙っていた。しかし、今回の小型核兵器
導入によって、アメリカは今後の限定地域での戦争にも核兵器を使用
することを明確にした。
 核兵器が抑止力にではなく攻撃に使うことが明らかになった。この決定
は、北朝鮮核兵器などへの対抗手段として、それもいいかも・・という
支持者が出てくることも明らかである。
 小型核兵器容認派と反対派で大きく分かれるに違いない。そういう意味
でも世界は真っ二つに割れるだろう。
 冷戦時代よりも厄介な世界に突入したと思っている。やっと冷戦時代が
終わったと思ってからわずかしか経ってないのに、今度は極寒戦時代に
なるのだろうか。 冷戦時代はロシアとアメリカの対極だった。共産主義
資本主義という対比でもあった。だが今後に起こる極寒戦時代はロシア、
中国、イスラエルアメリカという構成でのものになり日本の置かれた立場は
冷戦時代より難しいと思う。