戦後になってから久しい。
その間、日本製の旅客機が生まれたが、今ではそれさえ知らない人が多くなっている。
1965年ぐらいだと思っていますが、日本製の旅客機が誕生しました。
その名は「YS11」です。
詳しく知りたい方は検索してみてください。
ターボプロップタイプでプロペラを回して飛ぶ。
エンジンは確かアメリカ製だったのではないかと思う。
近距離専用だった。
私が乗ったのは、38歳の頃神戸新聞から招待されて大阪空港から出雲までYS11機に乗ったのが最初で最後だ。
音がうるさくよぅ揺れる飛行機だったが、日本製はこれしかなかった。
十年ほど前から三菱が本格的旅客機を作ると宣言して、試験飛行、型式承認飛行まで行きながら、遂に製造中止を決定したので、日本製航空機が生まれる希望は消え失せた。
やっと、ホンダが小型飛行機で評価を得ているのが救いだが。
なぜ、このことを書こうと思ったのかと言うと、昨夜ロシアの超音速飛行機のカッコよさに呻ったからです。
ロシアという国は不思議な国だ。国土は広いがほとんどは凍土や山林ばかり。極寒地帯なのだ。
石油が採れるようになり、ガスも手に入りようになって経済は豊かになった。
でも何よりも宇宙工学が凄い。ロシアの協力なくしては、宇宙に人を送り込むことも交換要員を送ることもできない。
大きく偏った国というほかない。
歴史的には、何度も外国から攻められて、苦しみを味わっていて、防衛に神経質なのは分かる。
だが、とても卑怯な方法を取ることも確かなことだ。
日本に対しても、終戦間際になってから参戦してきて、戦勝国としての大きな利益だけを奪い取った。
その上に多くの日本兵士をシベリアに連れ去り、極寒の中で労働に従事させた。
先進部分と後進部分が混ぜこちゃになった不思議な国だ。
ウクライナをどうしようとしているのか。
奪い取って、その後はどうする?
以前にチェチェンを跡形もなく破壊したことを書く覚えていればおられますか?
そのチェチェンが、現在ロシアが建設した近代都市として見違えるばかりになっているのです。
その写真を見た、日本の前.参謀本部部長も驚いていました。本当ですかと。
ロシアは、読めない国、中国のように深い文明も文化を持っていない国です。
中国のように長くて深い文明や文化を持つ国と一緒ではない。訳の分からん国がロシアです。