米下院は31日、トランプ大統領に対する弾劾(だんがい)調査の
手続きを正式に定めた決議案を賛成多数で可決した。
進行中の弾劾調査における大きな一歩となり、調査が次の局面に進む
舞台が整った。採決の結果は賛成232、反対196だった。
下院本会議が弾劾調査に関連する採決を行ったのは初めてだそうだ。
調査の発端となった内部告発によると、トランプ氏はウクライナに
2020年大統領選への介入を働きかけ、ライバルとなる可能性の
あるバイデン前副大統領(民主党)の家族の調査を行わせようと
した疑いがある。 どこまで真相に迫れるかだが、調査の結果次第
で弾劾できるかもしれない。