知らなったな～ そんなことは多いですよね。私はカニカマがどう
いう風に作られているのか知りませんでした。
冷凍したスケトウダラの身を急速に解凍し、もう一度急速に冷凍すると、
カニの身のような繊維ができます。この原理を利用して、石川県の会社が
作ったのが、世界最初のカニカマなのです。
そして、カニカマの消費量世界一の国は？ 実はフランスなんです。
そして2位がスペインです。 あの美食のフランス人がカニカマを食べて
いるなんて意外ですね。健康ブームから魚食人気が高まっていることも
カニカマの需要が高まっているらしいのです。
そのカニカマの原料も、スケトウダラです。 普通の練り物よりカニカマの
方が高く売れ、原材料も高く買ってもらえるということで、スケトウダラが
どんどんカニカマの原料として売られて、練り物にはなかなか回ってこなく
なっているのが、価格上昇の原因とのことです。
では、そのカニカマの世界一の生産国はどこでしょうか？
もちろん発祥地の日本では？と思うかもしれませんが、実はバルト3国の
一つのリトアニアなんです。どこ？と思われる方も多いと思うほど意外な国
ですよね。 なぜリトアニアがカニカマの生産量世界一なんでしょうか？
スケトウダラは北の冷たい海域で取れますので、リトアニアの近海でもよく
獲れます。そして近年のカニカマブームで、ヨーロッパが世界一の市場と
なりました。その結果、リトアニアが世界一の生産国となっています。
そして同国のビチュナイという会社が、カニカマのシェアNo．1なんです。
だが・・しかし、カニカマを製造する機械は、日本の「ヤナギヤ」という
会社が世界の70％ものシェアをもっているとのことです。
