医師の技術料の引き上げが決まった。患者側からみると腑に落ちない
決定なのだが、小数点以下の攻防は日本医師会(横倉義武会長、日医)が
財務省をかろうじて押し切る格好となった。医師らの技術料や人件費にあ
たる「本体部分」を0・55%引き上げることが固まった。
令和2年度の診療報酬改定で、本体のマイナス改定を求める財務省と、
プラス改定を主張する日医、日医をバックアップする厚生労働省との間で
激しい攻防が展開された結果だった。
この駆け引きに、働き方改革問題が俎上に上がっていたことすら、
不可解だ。なにが働き方改革だ。都合の良い方ばかりに利用するのも
腹立たしい。診療報酬と言っても一口には括れないだろうが、医院や
クリニックなどの診療報酬にはいささか疑問に思ってきた。
医師の前に座る。大したことをやってくれるわけではない。私の
血圧は何十年と心配がない状態だ。それでも測る。これも医療報酬に
はいる。喘息だから、胸の音を聞く、それだけであとはつまらん
雑談が多い。「医療費のお知らせ」をみると、毎月(私が行っても、
妻が処方箋をもらってきても)毎月、毎月8万円前後になっている。
あれが…診療報酬というのなら・・楽なもんだな~。わずか10分
ほどで・・処方箋もPCからプリントアウトするだけ。どこに働き方
改革なるものが含まれるのか。医療報酬というものの詳しい内容は
患者にはわからない「ブラックボックス」みたいなものだ。
たしかに医療行為をやってもらった!!という感じのする場合もある。
これで、治るな~とか、よくなるな~とか、思う場合もある。
ところがだ、「医療費のお知らせ」をみると、そういう場合の方が
金額が少ない。何もしてくれない医師の方が金額が高い。ここらが
訳が分からん!!