政府は10日、「反社会的勢力」の定義について
「その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、
政府による「反社会的勢力」の過去の使用例と意味については
「政府の国会答弁、説明資料などでの使用のすべての実例や意味に
ついて、網羅的な確認は困難」とした。
この政府の見解を用いれば、将来的にいくらでも「反社会的」の
解釈の仕方が変わることになる。その時その時で「反社会的」組織とか
反社会的人間が変わっていくとすれば、だれもが「反社会人間」と
解釈されかねない事態も想像できる。 桜を見る会に「反社会人間」を
招待したことが明るみに出て、それを誤魔化すためには、こういう「詭弁」
さえ使うようだ。「鹿」を「馬」だと言っても、並み居る大臣たちは
何も言わなかったのだろうか? いえなかったのか?