中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

パラ陸上世界選手権・感激の連続

 ドバイで行われていたパラ陸上世界選手権をみていた方は

どれほどいたのかはしらない。放送時間帯が深夜だったと

いうこともあり、あまり見られていなかったのかもしれない。

しかし、みていて、こんなにつかれる競技は少ないかもしれ

ない。なにしろ熱戦なのだ。ハラハラドキドキしながら応援

していると、こちらまでしんどくなる。

 障害と言うものは幅広く多様なのだということを知る機会

ともなった。T26とかT28とかではわからない。かなり

パラ陸上に詳しくないとそういう記号で表示されている障害

がどのようなものかは分からない。アナウンサーは一応は

喋っているのだが、聞こえにくいからでもあるが、わかり

にくい。 ただ「脳性まひなど」という時に、脳性まひの

ことをよく知っていたので妻に詳しく説明してやった。脳性

という言葉が出るので脳が悪い、勉強ができない・・・と

思う人が多いらしいがけっしてそうではない。脳性マヒで

優秀な人たちをたくさん知っている。誕生時などのの原因で

脳に障害が生まれて運動神経がやられてしまう。

 膝から下の傷害、両太ももから切断している障害、実に

様々な障害を抱えた人たちが、どうしてここまで鍛えることが

出来たのだろうかと感心してしまう。目が悪、ガイドランナーと

共に走る1500m走などは、二人が一体となって走る姿が

美しかった。 それぞれ別の傷害の人たちのリレー走では、

タッチのむつかしさを思った。走り高跳びの飛び方が障害に

よって工夫している姿も印象的だった。

 解説をされている日本パラ陸上競技連盟会長が、なかなか

ロサンゼルス五輪女子マラソン代表の増田明美さんが会長を

されている。彼女はいろんなマラソンや駅伝レースでの解説も

上手だ。 選手たちを上手に褒める才能が彼女にはあって暖か

を感じる。