中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

投手の投球数の制限問題

 投手の球数問題はかなり以前からあるのだが、とくに

高校野球ではなかなかまとまらない。やっと先日有識者会議

が大会期間中の1週間に500球以内とするという答申を出した。

有識者会議と言うのは、何の場合もそうなのだが、怪しげな

ものだと私は思っている。都合の良い有識者を集めているふし

があるからだ。 過去のことを言っても始まらない。今後を

どうするかだが、チーム事情を優先するのか、選手を守るため

なのかをはっきりさせておかないとあいまいな結論になる。

高野連の場合は、チーム事情優先をと言う人が多い。選手個人

の将来に悪い結果が出ようが出まいが、その時点でのチームに

取って必要なら、無理してでも投げてもらいましょ! という

感じだった。 日本だけとは言わないが、野球先進国では日本

だけの・・と言ってもよいご都合主義だ。 アメリカのメジャー

をみていると、球数にうるさい。 日本のプロ野球の場合、味方が

攻撃が少し長くなると、ベンチ前で慣らし投球をしているが、メジャー

では、慣らし投球もカウントされる。そこまで徹底して選手の肩を

守っている。あくまでも、選手の立場に立って、選手を守ることに

てっしているのだ。

 田舎のチームには、投手が一人しかないい。球数制限されては

高校野球が成り立たないという主張は正しいのかどうか。投手を

一人ではなく3人も4人も作り上げていくべき時代になっているの

かも知れない。その中から思いもよらない名ピッチャーが誕生する

かもしれないのだし。メジャーでさえ、昨シーズンのタンパーベイ・

レイズは、たった一人しか先発投手を持っていなかった。にもかか

わらず監督は新しい戦術を用いて善戦し、メジャーに投手起用方法

を変えさせるまでになっている。今シーズンもレイズは先発が2名

だけだった。 野球はいろんな意味で変わりつつある。高野連

高齢者の思考方法は古いのではないかと言いたい。 新しい時代に

は、新たしい思考方法での野球のやりかたがある。そういう意味でも、

イチローさんの草野球に興味を持っているのだが・・。

だれにでも投手になる資格があり、なりたい子供はいっぱいいる。

まずは、やらせてみることだ。監督がすべてを差配する時代は終わった。

少年野球から、投手育成を始めると、投手不足も補えるかも知れない。

私も投手をやりたかったな~。電柱の一カ所をめがけて石を投げていた

頃が懐かしい。