英国のEU離脱問題は、すったもんだの挙句に総選挙しか
道はないと思っていたが、やっぱり総選挙で決着をつけざるを
得ないようだ。12月9-12日のいずれかの日程に前倒し総選挙を
実施することで、最大野党・労働党のコービン党首の支持を得た
ことで、ほぼ決まりになるだろう。
英国民は、今度こそ真剣に考えて結論を出す時だと思う。前回の
国民投票はEU離脱が、なにをもたらすかを充分にしらされて
いなかったということもあり、問題が複雑化した。だが、もう
十分に理解は進んでいるものだとおもう。ゆえに、次の総選挙は
EUに留まるか離脱するのかを決める選挙だと言ってよい。
有権者が選択を表明する最後のチャンスになるだろう。
この4年で3回目の総選挙になるのだから、政党間での争い
よりも、EU離脱問題を優先して考え投票すべきだろう。