東京五輪関連施設作業に全国から多くの作業員が
動員されたために各地に土木作業員の不足が報じられて
久しい。 今年の各地での河川の決壊や氾濫をみていると、
作業員不足で防災事業が遅れているのではないかという
心配が出て来た。防災事業が遅滞することがあっては
ならないのだが、作業員の確保ができないと事業を進め
られないのだ。無理に人集めをしても質が下がっていては
やはり工事が遅滞する。 東京五輪では警備などのために
各地から人が集められる。そのために、各地の作業現場の
警備員に高齢者が増えてしまっている。人手不足の社会
事情のなかで、地方のたよりになる人たちまで、取られて
いる。防災事業が送れないように、市民の厳しい目が必要
なのではないだろうか。