投手と打者のどちらもメジャーで通用する大谷翔平選手。
彼のことを批判する人は、今ではいなくなった。二刀流を
目指していた時期にはいろんな評論家が投手か打者の
どちらかにすべきだ・・と言う人が多かったが・・いまでは
だれも言わなくなった。 評論家の口を封じるだけの実績
をみせつけられたからだろう。
ひじの手術を受け、今は打者としてのみだが、今日現在で
打率289だから申し分ないともいえる。
しかし、まったくの素人である私は1か月ほど前から彼の
打席での欠点に気付いていた。妻に解説して訊かせていた
のだが、ここにもかいておこうかな・・。
まず、かれは試合前にデモンストレーション的打撃練習を
する。ぼんぼん・・打球を外野席に打ち込む凄さは、試合前に
入場しているお客さんたちには頼もしくもあり、試合での期待
も膨らむ。 しかし、実際は試合ではほとんど本塁打を打てなく
なっている。 ホームランだけではなく、ヒットも打てなくなりつつ
ある。 なぜか?? 彼の打撃フォームに問題があるからだ。
解説者も、それをあまり言わない。いうとすれば「球を引きう
つけて打とうとし過ぎているのでは?」という程度だ。
どうして解説者がもっと踏み込んだ批評をしないのか?
それは、大谷選手の進歩が早く、うかうかと批判すれば
翌日に裏を書かれる・・ということがしばしばあったからから
でもある。
それでもわたしは書いておこう。大谷のバッターボックスでの
フォームだが、投手の手からボールが離れてから、バックスイング
が大きくなる。17の背番号が100%投手側に向くほどにおおきな
バックスイングだ。あれでは、振り遅れになるだろう。もうすこし
オールを前で打たなくては球が上がらないだろう。
昨日だって4三振のほか1ゴロ2ゴロなど・・ボールが上がっていない。
その上にへっぴり腰になる癖が治らない。
賢い大谷選手のことだからすでに分析できていると思うのだが、
それでも癖が抜けないのだとおもう。
ゴルフでも、自分のスイングの悪い癖が分かっていても直せなく
て情けなく思った経験がある。大谷選手のレベルでも、そんなことが
あるのだろうか?不思議におもいながら観ている。
ホームランを意識しすぎて不調に陥っているのだと思うのだが、
こんなことを書くと・・明日はバシ~~っと打ってくれるのかもしれ
ない・・・と期待している。