中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

W年齢の1850年には何があったか検証する

 私は現在84歳だ。 そこで・・それでは生まれる84年前はどんな時代
だったのかと興味を持った。 ある意味では・・たったの84年前なのである。
にも・・関わらず・・それは、あまりにも遠い時代のように思えるのだ。
 私が生まれる84年前は、日本にとってもとても重要な年であったようだ。
なぜならば・・以下のように各国との通商条約がむすばれた年でもある。
   あの有名な安政の大獄の始まりでもあった。井伊直助はこれによって 悪者扱い
されているが歴史を通して眺めると悪者とは言えないだろう。
 10月13日安政5年9月7日) - 安政の大獄による捕縛開始。
 その年とは1850年なのだ。私の生まれる84年前は1850年と言うことで、 それから
84年後に私が生まれている。
84年前には考えられないことに、 すでに大阪でも地下鉄が開通していた。 自動車は
ごく少なく、荷物などの 運送手段は多くが馬車であった。
 舗装道路はほとんどなく地道だった。
 私が初めて東京を観たのは16歳だった。大阪から夜行特急に乗って行った。
  新幹線が出来たのは30歳の時だった。初めて乗用車(日産サニー)を買った の
は31歳だった。その頃から日本中に車が圧倒的な増え方をしていった。  そして、
高速道路が空中を飛ぶように高架式になった。 
  そして、あっという間に 自動運転車がテストを始めている。 日本中で電話のある家は
ほとんど なかった。 今では誰でも携帯を持っていて、スマホという「馬鹿になる道具」 で
検索とやらをするのが普通になっている。
 辞書を買う金もなかった時代から、スマホで検索して「スマホ馬鹿」が増えて いる。 
世の中の動きが恐ろしいほど早い。 化石燃料も、恐ろしいほどの スピードで使ってきたので、
もはやあまり残されていない。 それでも、朝まで 電灯がこうこうと輝いていて夜がなくなった
みたいだ。 急速に進化した社会、 先を考えない社会に住んでいる、まもなく世界の終わりを
迎えるのかしらと思えるほど、人々が「退化」している。 でも「進歩」していると勘違いしている
様なのだ。  わずかの間に、こんなに変化した時代は過去にはない。これほどエネルギーを
無駄遣いした時代は過去にはない。 みんな気付いていると思うのだけど・・ だれも後戻り
しようとは思わない。 行けるところまで行け!!って思っているの かな?