中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

化学兵器問題を考えよう(地球上の動物を消し去る)

 日本の政局問題を書きたいが、流動的な要素が多すぎて、じっくりお手並み拝見
と腰を据えて見つめるほかない。
 今日は「化学兵器問題」を考えてみたい。
ロシアが旧ソ連時代から保有し、廃棄されずに残っていた化学兵器を27日、露中部
キズネルの化学兵器保管施設ですべてを廃棄したと、プーチン大統領が公表した
 化学兵器禁止条約に基づけば2007年に終了すべき廃棄だったが、10年遅れて
全てを破棄したと、化学兵器の破棄工場での作業も公表して見せた。
 プーチン大統領が言うには、ロシアが保有していた化学兵器の量は、地球上の
人類のすべてを3回殺すだけのものだったというから、恐ろしい。
 ところが、ロシアよりも大量の化学兵器を持っているアメリカはいまだに破棄していない。
米国は、予算不足を口実にして処分を3回も延期してきた。破棄処分過程で事故が発生する
かもしれないから延期しているともいう。
 北朝鮮の核を問題にするよりも、米国が保有している化学兵器をすべて廃棄し、核兵器
大幅に減らすべきだとおもう。
 トランプ氏を世界の王様にしたつもりはさらさらない。
 自分だけ良かれと言うのでは、とても納得ができない。率先してやるべき「廃棄」を未だに
やっていないアメリカと言う国の体質こそが問題なのだ。