中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ドラマに触発されて中国歴史調べる

 私はいろんなことに触発されて調べるという癖がある。たとえば「がん」の本を
読んでいて分子生物学や細胞学に関心を持って50冊ほどの本を取り寄せて
読むとか・・。
 そんなことをしているうちに様々な分野のことを調べることになる。でも専門家
ではないので、幅の広い浅い知識と言う程度のものだ。 しかし1冊や2冊程度
読むのではなく、必ずその分野の本は最低でも10冊以上は読むことになる。
 今回は、ちょっと厄介な分野に首を突っ込んでしまった。 歴史好きなわたしだが
中国のことには詳しくない。 多分戦時中の差別教育の影響があったのかもしれ
ない。
 中国ドラマはいくつか見たが、今回観ているのはBC400年の頃の話なのだ。
BC400年と言うと今から約2400年前ということでもある。 日本では弥生時代
の初期の頃だろうか。
 中国では春秋戦国時代と呼ぶ時代で、論語儒教で知られる孔子の時代の
直後あたりになる。 楚、秦が中心となるドラマなのだが上手に作られている。
2400年も前の中国を今一度調べたくなったというわけだ。
 秦の始皇帝は、主人公になる女性の孫から数えて4代あとの孫になる。その
時代の秦にはすでに法が整備されていたというのだからすごい。
 なにしろ広大過ぎる国だから一つにまとめるのは難しく、2400年もの間、紆余
曲折がみられたが過去の長大な経験がいまに活きているように感じられる。
 中国と言う化け物みたいな大国家が歴史の重みをどう受け止めて今後に活かす
のかは分からないが、調べながら・・唖然としたり、感心したり、とても2400年前の
国家とは思えないことに感動している。