中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ドラマを見ているようだった全英オープン戦

 こんなに面白いどらも少ない。昨夜の全英オープンゴルフ最終日はまるでドラマだった。
目が離せないプレーの連続でついに最後まで観てしまった。二晩続きの観戦はわが身には
少々きつかったが・・それでも・・面白かった。
 最終日・ -9からスタートした選手は昨年の覇者であるスピースと初日から3日間首位を
保ってきたキスナーと追い上げてきたショーフリーの3選手だった。
 前日一時は首位に立ったタイガー・ウッズはー5からでー6のモリナーリと同組で回った。
 首位を走る3選手も順調に進む中、タイガーウッズが2度のバーディーでー7とすると、
たちまちにして首位の3選手が崩れ出した。 一緒に回っているのではないが、スコアの
変動は各ホールの掲示板で分かる。T・ウッズの追い上げにほかの選手が慌て始めた
感じでもあった。 この日、スタート前にウッズは「今日はー10になったものが優勝できる
だろう」と予測していた。 なにしろツアー79勝でありメジャー14勝のウッズが言うことだ
からその予測値は信ぴょう性がある。
 ウッズ自身もー7まで上げて、単独首位となり、何とかー10に近づきたいと積極的に
プレーし始めてからリズムが狂ってきたのか9ホールまでの安定感がなくなってきたのだ。
 スピース、キスナー、ショーフリーが揃って乱れる中、ウッズと同組で回っていたイタリア
のモリナーリだけが、ノーボギーとスタート時からのスコアを保ち続けていた。
 結局、モリナーリが最終ホール近くで2打を積み上げてー8として優勝を掴み取った。
イタリア選手のメジャー優勝は史上初めてでもある。モリナーリ選手は9年前のWカップ
で兄と共に出場して優勝した時に観ていたのでよく覚えている。 昨日は冷静沈着のプレー
だった。 しかし、彼が優勝できたのは、T・ウッズと一緒に回ったことが良かったからでは
ないかと思っている。 昨日の主役はT・ウッズだった。 自分が目標としたー10に近づこう
と少々積極的にやりすぎたのかもしれないが、6位で終えたのだからすごいとと言うしかなし。
 日本から参加した10選手の内6選手が予選で脱落し最終的には、小平が35位、川村
39位、宮里47位、池田が51位だった。 
 2日目を終わって・・予選落ちかと思われた+3のジャスティン・ローズが結局ー6で2位に
なったのだから凄いと思う。
ジャスティン・ローズはまだアマチュアの子供だった頃から知っている。とても、とても可愛い
顔だったが・・いまでは・・と言う感じになった。
 最終日のギャラリー数が17万2千人と発表された。 凄すぎる・・と思いませんか??
ひとけた違うでしょう・・と、思いませんか。さすがにTHE OPENと言われる世界で最も
古い歴史を誇る全英ゴルフだった。 いつの日か・・日本人最初のメジャー制覇と言われる
のは誰になるのだろうか。