中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

タイ・洞窟からの救出・無国籍者が4人も

 今日の毎日新聞の記事によると、タイ北部の洞窟から救出されたサッカー少年12人と
コーチ1人の内、無国籍者が少年に3人とコーチの4人だったと報じられている。
 タイで出生すれば原則としてタイ国籍を取得できるが、国境地帯の山岳少数民族や、
ミャンマーなどから来ている労働者とその家族らの中には取得条件を満たせず、国籍の
ない人たちがいる。
 洞窟のあるチェンライ県はタイ、ミャンマーラオスが接する三角地帯なので、同県だけで
12万もの無国籍者がいるそうだ。タイランド全部では68万人に及ぶらしい。
 サッカー少年たちにFIFAからワールドカップへの招待も届いていたが国籍がないと出国
もできないということだ。
 サッカー少年たちが参加しているチームには84人のメンバーがいるそうだが、そのうち
20人が無国籍だという。  今回の救出劇で無国籍少年たちの今後にも注目が集まり
そうだが・・・県当局は・・境遇には同情するが、法に従っていくしかない・・と、言っている。
 日本には無国籍者はいないのだろうか??  正確な数字は判明していないが、日本にも
約1万人以上のも国籍者がいる。
 無国籍の人は就学も出来ず、健康保険もない。 過酷な人生になってしまう。