タイの洞窟に過去15日間閉じ込められている少年12人とサッカーコーチの25歳男性ら
計13人について、チェンライ県の知事は8日、潜水での救出活動の開始を発表しました。
救出作戦内容について、少年たちの家族に報告し、了解を得たようだ。
現地時間の8日午前10時、国内外のダイバー13人とタイ海軍特殊部隊兵士5人が
メーサイ山下の水浸しとなっている地下トンネルへの潜水を開始して作戦が始まった。
タイ政府当局者は、救出作戦に数日間かかる可能性も示唆している。
少年らは洞窟の入り口から約4キロ離れた狭い空間内に閉じ込められていて、増量した
水に囲まれ、酸素の確保にも限度があるとされる。
今後数日内にはモンスーン性気候に伴う豪雨の再来が予想され、洞窟は今年10月まで
人間の出入りを許さない状況に陥る事態も迫っている。
当局者は、ダイバー1人が少年ら1人とペアを組んで洞窟を抜け出る救出作戦を考えて
いるようだ。救出経路沿いには酸素ボンベが準備されているという。