中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人命救助中なのに「女性は土俵から降りてください」

 すでに書いたことだが、明らかな人命救助中なのに「女性は土俵から
降りてください」というアナウンスが何度もあったということが話題になっている。
 アナウンスは行司が行ったということだが「土俵は神聖」とか、「女人禁制」
とかが行司さんの脳裏にあったのではないか。
 世の中には一寸先のことが分からない何が起こっても不思議ではないと
昔から言われてきた。 そのために危機管理といわれる対応力が各自に問われる。
杓子定規な考え方では対応に間違いが起こりやすい。
 いかなる場合にも正確な対応が可能かどうかは、「能力」に掛かっている。
緊急対応の能力は日ごろから蓄積しておかないと役に立たない。
 今回の場合、行司さんは命の問題についての心構えができていなかったの
だろう。相撲協会は「暴力はダメ」教育ばかりやっていてもダメなのだ。
 横綱が相撲ルールを知らなかったなんて教育レベルでは、命の問題まで教育
出来ていないのだろう。 多方面から講師を招いて、教育機会を増やさなければ
ならないと思う。ついでに書いておけば・・昔は女性が土俵に上げれていたの
だった。女人禁制ではなかったのだ。