中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

将棋も体力勝負か・とんでもない間違いを

 藤井六段(15歳)は格別としても最近は若手の活躍が目立つ。
名人戦プレーオフ戦では豊島八段が3連勝し次戦で羽生さんと
対戦する。豊島さんは王将戦でも挑戦者として久保王将と戦って
いたのでプレーオフ戦ンは計算になかった過密なスケジュールと
なっていた。昨日久保王将に敗れはしたが、あと2勝すれば名人戦
の挑戦権掴める。A級最下位から挑戦権を掴めれば凄いことだが・・。
 さて、15日から16日未明にかけて行われた将棋の公式戦で、
勝利目前の棋士が相手玉の「詰み」に気づかず、敗北を認めてしまう
異例の出来事があった。
勝った棋士にとっては白星を拾ったうえ、結果的に一つ上のクラスへの
「昇級」を果たす大きな1勝となった。
対戦が始まってから12時間後に千日手となり指し直しで深夜を超えた。
持ち時間を超えているので1分以内で刺さなければならない展開の中で、
増田五段は、相手の玉将を窮地に追い込む手を指した。
しかし、これが危険な手で、増田五段の玉将に「詰み」が生じた。神谷八段が
それに気づき、王手をかけ続ければ勝ちだった。
だが午前2時7分、神谷八段が頭を下げ、負けを認める「投了」の意思
示してしまった。。
  増田五段は新人王戦2連覇の実績があり、藤井六段が新記録の「公式戦
29連勝」を達成した時の相手だった。
神谷八段は、昨年藤井六段に破られるまで歴代1位だった28連勝の記録を
持っていることで知られているが、長時間の対戦では、体力ある若手に有利
だったのだろうか?