中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

野球好き(8)なぜメジャーへ行きたがるのか?

 メジャーへ行きたがる選手に「どうしてメジャーに行きたいのか?」と質問するのは
愚問だろう。 張本氏のようにメジャーへ行くとはけしからん!という人もいるが、
張本さんだって、世が世であれば行きたかったに違いない。
 世界中から実力のある選手が集まってくるメジャー野球は、そのスピード(投げる、走る)
だけでも圧倒される。日本の野球とは皮一枚だが・・違うのだ。
 だから、我こそは・・と思う選手にとっては、ぜひメジャーで通用するかどうかを試したいと
思って当然だろう。 試してみて、まったくだめだった選手もあり、そこそこ通用した選手も
おり、凄い活躍をしている選手もいる。イチローや松井などは格外で、現在メジャーに在籍
している、田中やダルビッシュ、前田はイチローや松井とは・・今のところ・・比べられない。
 そういう意味で、大谷が格外の仲間入りができるかどうか、楽しみでもあり、心配でもある。
 なにしろ、日本の年間143試合に対してメジャーは162試合であって、移動距離も長く
今年は20連戦の言うチームもあったほど過密スケジュールなのだ。
 日本のように延長戦が12回で終わることなく、試合が決着するまで続けられる。
引き分けもない。再試合とかダブルヘッダーで、ドンドン試合を消化してゆく。
そのために、生半可な体力ではついて行けないというのが、多くの日本選手に言えること
でもある。投手も日本のように中4日、中5日なんて甘いものではない。中3日で先発する
のはかなり過酷なのだそうだ。
 そんな中で今年のワールドチャンピオンになったアストロズのアルツゥーベ選手は大柄な
選手の多いメジャーの中で168センチの身体で勝負している。今年で4年連続の200本安打
を打っていて、もしイチローの10年連続を抜く選手がいるとすれば彼だろうと言われている。
 そう思うと・・イチロー選手の偉大さを、いまさらのように思う。
メジャーでは、今シーズンはホームランが6105本とメジャー史上で最高だった。
ホームランの豪快さもメジャーの面白みなのだ。