興味深い研究結果が発表された。
しかし、この研究の中で触れられている「がん」「呼吸器疾患」の二つを私は持っている。
私たち(妻と)は結婚以来30年間、毎日2杯以上のコーヒーを飲んでいる。
今回の研究によると3杯を飲む人となっているが・・・2杯では足りなかったのかな?
コーヒーをよく飲む人ほど寿命が長い傾向があるという2つの研究結果を、欧州と米国の
研究チームがそれぞれ10日の米内科学会誌に発表した。
欧州の調査は英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが10カ国で52万人以上を
対象に実施した。
コーヒーと寿命の関係を調べた研究としては過去最大規模だという。
調査の結果、コーヒーを飲む量が多いほど、死亡リスクが低下することが分かったとしている。
米国での調査は、先住民やアフリカ系、ハワイ系、日系、ラテン系、および白人を対象に実施。
1日に2~4杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べて死亡リスクが18%低いと
いう結果が出た。
この研究を発表した南カリフォルニア大学医学校の研究者によると、今回の調査結果は、主に
白人を対象とした過去の調査結果とも一致しているという。
この調査によって、コーヒーと長寿との間に生物学的な相関関係がある可能性が強くなった。
特に心疾患、がん、呼吸器疾患、脳卒中、糖尿病、腎臓病については、死亡リスクとコーヒー消費が
逆相関関係にあることが判明した。
一方、欧州の調査では、肝臓病や男性の自殺、女性のがん、消化器疾患、循環器疾患について、
コーヒーとの逆相関関係があることが判明。
1日3杯以上のコーヒーを飲む人は、全ての死因について、コーヒーを飲まない人よりもリスクが
低いことも分かったとしている。
人種や国が異なれば、コーヒーの飲み方も異なる。それでも同様の結果が示されたことについて、
英国の研究者は「コーヒーのいれ方や飲まれ方よりも、コーヒーそのものに何か関係があることを
うかがわせる」と指摘している。