次のようなニュースを見るたびに腹立たしく思い出すことがある。
「児童相談所」(いまでは児相(じそう)と呼ばれている)という
名称は、どういう思いで付けたのだろうか。
私は15歳の時に、児童の相談に乗ってもらえるところだとばかり
思っていて、相談に行ってひどい目にあった。
それ以来、この役所が好きになれないというか、大嫌いになった。
親や保護者が子供のことを相談する場所だったとは・・それだったら
名称を「児童に関する相談所」とか、なんかにしておいてくれよな・・と
思う。 ここではっきり言っておくが、私は悪いことなど一度もしていない。
だからこそ相談に行ったのだが、「お前が来るところじゃない」という感じで、
話もまともに聴いてくれなかったものだ。
大昔のことだから、現在の事情はよく知らないが、とても不親切な
人ばかりだったという印象がある。役所の人間に児童のことがわかる
はずもない・・・と、今でも思っている。
私の学校に入ってきた生徒たちの話でも、児童相談所は不評だった。
ニュース
虐待を受けた疑いがあるとして、全国の警察が昨年1年間に
児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは初めて5万人を
突破し、5万4227人(前年比46・5%増)だったことが9日、警察庁の
まとめで分かった。生命の危険があるなどとして、警察が保護した子どもも
過去最多の3521人(34・2%増)に上った。