今日は「がんサロン」の日だった。
がんサロンを初めて8年が経っている。
第1回目から「がんサロン」には、音楽家をゲストにして様々な
演奏を聴いて楽しんだ後に、語り合う集いを持ってきた。
第1回目のゲスト出演は、NHK神戸の金曜日夕方に行われている
ジャズライブ神戸によく登場しているジャズピアニスト安藤義則さんだった。
安藤義則 - 神戸のジャズのお店 グレートブルー(この店に行ってあげてください)
1昨年の4月まで同じ形態でやってきて、多い月は50人を超えたことも
ある。
日本がん楽会(ラっカイ)は2月で結成10周年を超えた。
楽会の意味は、「楽」とは、心を解放することにもつながるので、がんという
呪縛から、心を解き放しましょう・・という意味でもある。
盛大な美術展も第7回まで開催することができたし、コンサートは2回開催
したが、私が高齢になったことと、肺塞栓症になったことから活動を縮小
し、「がんサロン」の場所を、元町から三宮に移して今日に至っている。
現在の場所では、演奏はできないのでミュージックを楽しむことができなく
なったが、至便でとても落ち着いた環境の中で、語り合う時間を2時間たっぷり
とっている。
メンバー(全国に130名いた)の中で対岸に渡った人も多い。
がんサロンの常連だった人たちの中からも、天国に迎えられた人もおおい。
しかし、毎月のサロンで顔を合わすと、安心するだけではなく、こちらも力を
もらえる。
みんな、踏ん張って生きている。踏ん張ることがとても大切なことだと、私は
思っている。
いまや最年長(二人)だが、みんなを後押ししていた私が、背中を押して
もらっている。
サロンで2時間。 そのあと喫茶室に移って1時間。3時間話し合っても
楽しい。今日も、いろいろ笑ったり、語り合ったり、いい一日だった。