中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「吾輩は猫好きになった」 (1)

 私はイヌが大好きなので、自分も「犬派」だと思っていた。
 ところが近頃、ひょっとして「猫派」かもしれないと思う
 ようになっている。
 歳の離れた従妹に尋ねてみると「そうよ、オッチャンは猫派よ」
 という。
 私の娘と歳が変わらない従妹なので、彼女は私のことをオッチャン
 と呼んでいる。
 「どうして、猫派だと思っていたの?」と聞くと
 「そうでしょう、オッチャンは、日本のどこだって、外国でだって
  平気で暮らせる人だから・・犬族だったらそうはいかないかも」
 なるほど・・そうか。
 私は、どこででも暮らせる。特定の人に寄りかからなくても生きていける。
 なるほどな・・。と納得した。
  私は一度だけ猫を飼ったことがある。前にも書いたよね。
 犬のようにしつけたので、犬のように私になついていた。
 私は、犬には詳しい。ドックショーの審査員の資格も持っていた。
 だからしつけ方もよく知っている。
 素晴らしく賢い猫だったので、ついもう1匹ともらってきた猫に追い出されて
 どこかへ行ってしまった。
 その時から、猫が嫌いになった。
  最近になってネコに関心を持ったのは、ドラマの中で「ちくわちゃん」
 が出てきてからだ。
 妻が「可愛い猫!」と叫んで私を呼んだからだ。
 「なんじゃ・・ぶすな猫」と私は言った。
 しかし、いつの間にやら、ちくわちゃんに魅せられていたのだった。
 (続く)