先ほど標準語誕生のことを書いた。
司馬さんは同じ本の中で、日本語文章の近代化を
実現した人は、夏目漱石だと言っている。
当時は夏目漱石と森鴎外が作家としてよく知られていたが、
鴎外の文章は古臭いもので、漱石が現在使われる文章への
流れを作ったという。
「夏目漱石の妻」というドラマが明日3回目を迎えるが、
時を得たドラマのように思える。
ドラマと言えば「戦争と平和」もやっているが、私はオードリ・
ヘップバーンが出ている映画のほうを、同時進行の形で30分づつ
見ている。
やはり、映画は作りが違う。豪華できれいだな。