終戦記念日などとは言いたくない。
敗戦の日だと思っている。
だれが、あの残酷な戦争を始めたのか。
軍部の暴走を内閣も皇室も止めることができなかった。
シビリアンコントロールなどという制度があっても、それだ
制度上のことであって、実際には暴走する軍部の力に
流されてしまう。
女性の防衛大臣をもつ日本の防衛は、本当の危機の危機の
際には、だれが決断を下すのでしょうか。
私は「あの日」のことを忘れない。
あの年の3月13日に大阪で受けた大空襲の恐ろしさも忘れていない。
何百という、多くの死体を焼いていた光景を忘れることはできない。
グラマン戦闘機が機帆船を攻撃して沈めたときも目撃している。
戦争とは、民間も巻き込まれる闘いであるということは、沖縄の
かたたちが一番よく知っている。
戦争をゲームのように考えている若者がいるらしい。
戦争は、リセットなどできない、命をかけた戦いであることを今一度
よく覚えておこう。