ある一定の周期で発生している場合がおおい。
だから、過去の地震の歴史を見れば、今後の予想とまでは
いかなくても、心の備え程度にはなるのではないだろうか。
今日取り上げるのは、近年とよく似たパターンの地震があった
400年前を取り上げて考えてみよう。
「天災から日本史を読み直す」中公新書と、寒川 旭著「歴史から
近年起こっている地震の場合を思い浮かべながら次の年号の
地震との類似性を観ていただきたい。
1619年、熊本と大分で地震発生。
1625年熊本、愛媛、香川、広島で地震発生。
この時の熊本地震は、余震が長引いた。
1633年、小田原で直下型大地震発生。
こうしてみると、何か怖いような予感がしないだろうか。
どこかで何かが起こっても不思議ではないと思わないだろうか。
日本列島は、未知のものを含めて列島内にはくまなく断層が存在
する。今一番心配なのは、中央構造帯での連鎖地震が起こることだ。
熊本地方では、普賢岳の関連も心配だ。
何しろ過去には、「島原大変肥後迷惑」という言葉まで生んだ、
大噴火を忘れないようにしていただきたい。