中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

地震予測が現実となって・中央構造線断層地震を警戒

 3日前に「地震が近づいている」と書きましたが、今日の大阪東部における
震度6弱の大きな地震発生で危惧が現実のものとなりました。
 地震について私が最近警戒しているのは中央構造線における断層地震です
東南海地震は最も恐れていますが中央構造線についても油断ができないのでは
ないかと思っています。 九州の熊本地震中央構造線に沿ったもので大分県
にも地震が発生しました。 中央構造線は四国ー淡路島ー紀伊半島ー関東へと
続いています。 中央構造線の中でも地震として関心があるのは奈良県ー四国に
つながるラインです。 奈良県以西は1,000年間に5m程度動いている非常に活発な
A級活断層なのです。
 日本の活断層の中では地震の発生確率が(相対的に)高いグループに属していて、
2011年の発表で、今後30年以内の巨大地震発生確率が、これまでの“M8.0程度で
0-5%、から“7.6 - 7.7程度で0・5 -14%”と修正されました
 今日大阪東部で発生した有馬ー高槻断層の場合、30年以内の発生確率は0,1と
されていたことから中央構造帯の確率がいかに高いかが分かると思います。
 昨年あたりから、中央構造帯に沿った地震がたびたび発生していることから要注意
だと考えていました。
 私が3日前に「地震が近いかも」と書いたのはそういう思いからなのです。
大阪と言うと上町断層の地震が恐ろしい。もしこの断層に地震が発生すれば大阪は
万博どころではなくなってしまう大打撃を受ける可能性があります。
 一つの断層が動くと、隣の断層に影響を与えかねません。 そういう意味で断層地震
はプレート地震と並んで警戒すべきだと思うのです。