中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

大阪地震・南海トラフ地震への大きな教訓

 南海トラフによる大地震が起こる確率は30年以内に70%とされている。
先日の大阪で発生した有馬ー高槻断層の場合は1%だった。
 南海トラフ地震は東海と南海が同時に起こった場合を想定した言葉だ。
同時に、あるいは一定期間後に連続で起こった場合も同じ呼び方になるだろう。
 私は「南海地震」を2度経験している。あれから70年になろうとしている。
 南海地震単独だと、すでに発生していて不思議ではない年月が経っている。
 東海と南海が同時に発生した場合は、とんでもない被害が予想されていて、
経済的には「日本沈没」の可能性大だ。
 そういう「国難」が70%の確率で迫っているという時に今の政権は別の「国難」を
想定して騒いでいるのだから困ったものだ。
 南海トラフ地震が歴史的には秒読みの段階に入っていると言い、様々な対応策が
出そろっていると言ってよい。 しかし、今回の大阪地震後の交通機関各社の対応や
道路状況の把握の遅れなどなど・・多くが機能していないことが判明した。
もし南海トラフ地震が発生した場合を考えると・・何もかも心もとない。今回の大阪
地震を大きな教訓として一刻も早く更なる対策をやってほしいものだ。