中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

蕎麦とうどん(1)

 私は関西人なので「蕎麦」にかんして疎い。
 本当のそばの味を知らないのだと思う。
 だから、「鼻腔をくすぐる蕎麦の香り」などという表現にも
 感動しない。
 蕎麦は気温の高い地域より寒い気候を好むらしい。
 だから関西には蕎麦処が少ないようだ。
 兵庫県でも出石など蕎麦で有名なところがあるが、出石
 へ行くよりも京都へ行った方がはるかに近いというイメージ
 なので、出石まで蕎麦を食べに行こうとは思わない。
 妻は福井の小浜生まれなので、子供のころから蕎麦を食べて
 いたようで、そば粉を練ってつくる「そばがき」をよく食べたそうだ。
 美味かったとは思えないけど、懐かしいという。
 私が子供のころによく食べた「はったい粉」(麦こがし)を練った
 食べ物と作り方が似ているが、味も香りも全く違うのだろう。
 蕎麦のことはわからないと書いたが、ざるそばなどは大好物
 である。しかし、鼻腔をくすぐるようなざるそばには出会っていない。
 新蕎麦!と看板に書いてあっても、とくに美味いとは思ったことは
 ない。
 蕎麦は、ベージュ色なのか、本当はもっと色が濃いものなのかも
 知らない。本当の「そば」の味とはどんなものなのか、知りたいが
 どこに行けば食えるのかも知らない。