中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

いじめ問題を考えましょう(4)

 いじめが低学年化してきた理由は簡単なのです。
 親たちが「子育て」をちゃんとしてこなかったことが
 すべての原因なのです。
 いじめが増えると学校の責任のように思う親たちが
 いるというのも問題です。
 学校には何の責任もないのですが、問題があると
 学校の責任のように押し付けてしまう親が増えています。
 モンスターペアレンツが多くなり、学校が学校の機能を
 しなくなりつつあるのです。
 いじめが原因で自殺者が出ると、学校はどうしているのだと
 周囲から非難が集まります。
 文科省都道府県教育委員会、市町村教育委員会などから
 学校へアンケートが来て、教師たちは忙殺されてしまうのです。
 教師がこんなにも忙しいというのは、世界でも稀だと思います。
 生活指導や進路指導、それに部活まで教師が担当している
 国はないのではないでしょうか。
 なにもかも、教師におんぶにだっこでは、教師はきちんとした
 教育ができないでしょう。
 家庭教育というものを忘れている、あるいは出来ないという
 親が増えている現状を変えないと、いじめは多くなるのです。