中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

がん検診の是非を考えよう(1)

 北斗晶さんが乳がんになり全摘手術を受けたことから
乳がんの検診申し込みが増えているという報道がある。
 北斗さんは、がんが見つかるまでにマンモグラフィー検査も
エコー検査も受けていて発見されなかっただけに見つかった時は
ショックだったと聞いたが、詳しい事実は知らない。
 しかし、全摘を選んだということは、進行の早いがんだったのかも
しれない。 医師から5年生存率が50%とと言われたと記者会見で
言ったとかで、ステージ2なのに50%などと言うことはないという
批判めいたことが書かれているようだが、批判は当たっていない。
 彼女も気が動転していて、医師の説明がそのように聞こえたのかも
知れないと、私は受け止めている。
 がんの告知を受けた人が、正確に医師の説明を受け止めている
場合は多くはない。 ほとんどの人は漠然と聞いているだけだ。
 がんと言われただけでショックで気が動転してしまうのだ。
だから、彼女も50%と聞こえたのかもしれない。
 本当に乳がんのステージ2だとすれば5年生存率が50%と医師が
いう訳がない。言ったとすれば、その医師が批判にさらされるだろう
から。 でも・・・そんなことを上げ足取って騒ぐのはどうかと思う。
全摘手術を受けたのは晶さんご本人なのだから。
しばらくは、部位に関わらず「がん検診」について書いていこうと思う。
(続く)