多いが、乳がんは、同じ癌でも女性に与えるショックが大きいと思う。
アメリカでは、40歳からは毎年検診、55歳からは2年で1回」と定めていたのを
昨年から45歳から毎年、55歳からは2年に1回」と変更させた。
検診によって反って不利益を被る女性が多くなったという判断らしい。
日本では市町村などが実施する「40歳から2年に1回」となっている。
乳腺が多くて、解読が難しいという側面がある。
なるべくなら、超音波(エコー)と併用した検査が良いと私は思っている。
いずれにしても「解読」の上手な医師でないと見落としもあるし、間違えてがんと
言われる場合だってある。
どこの病院の、なんという名の医師が「上手い」のかと言う情報は掴みにくい。
エコーだけでも80%は見分けられるという医師もいる。
エコー検査なら痛くもないし、検査料も低いだろうから、気になる方は、
検査を受けた方がよいだろう。
私は「早期発見・早期治療」が最善と思ってはいない立場にいる。
しかし、それはケース・バイ・ケースのはなしであって、乳がん、大腸がん、
胃がんなどの場合は、早期に見つければ治癒率が高いと考えている。