中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

東芝の粉飾決算にはあきれた

 東芝の決算が2500億円ちかく粉飾されていたって、
とても信じられないし、それは重厚産業と言われた東芝
歴史に傷つけるものであるし、信用の回復はいつになるか
分らない。
 そもそも、斜陽だったアメリカの原子炉産業のウエスティング
ハウス社を5000億円も出して買ったことがケチのつけ初めだった。
当時、三菱などは、多く出しても3000億円程度だと踏んでいたのに、
遥かに大きな数字の5000億円もぽんと出した時点で、経営者の
才能が疑われる。
 しかも、社長退任にあたって粉飾を次期社長にも命じ、それが
三代にもわたって続けられたという点で、救いがたい企業体質だと
言えるだろう。
 東芝の様な、日本を代表する重厚産業の会社の一角が、このような
形で崩れていくとすれば、日本にも影を落とすことになる。
 社会監査がきちんとやれる体質を作らなければ、信用回復には
つながらない。