中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

PL野球部復活の動き

 何度か取り上げてきたPL学園野球部廃止問題。
あれだけの歴史を残したPL野球部がなくなるとは残念
だと思っていた。
今では部員は11人。来年の部員募集もやめ、監督もいない
状態で、秋の大阪府予選での敗退で、もうこれで終わりかと
いう段階だったが、どうも教団内で復活を決めたようだ。
 春夏合わせて甲子園7度の優勝を誇る高校野球の名門を
残せるかどうか。
現在のグラウンドは取り壊し、甲子園球場と同規模の専用
グラウンドを教団施設内の別の場所に建設するらしい。
17年春に完成させ新たな室内練習場の着工も決定という。
2017年度から新入部員受け入れるということだから、まったく
新しい出発となる。
  同校野球部は、13年3月に発覚した暴力事件で、6か月間
の対外試合禁止処分を受けて以降、野球部廃止へと動いていた。
 春夏合わせて甲子園7度の優勝は輝かしいものだが、一方で
僅か1年先輩だけでも「黒いものでも白」だ、と言われると後輩は
絶対服従と言う部活動には大きな問題があった。
 あの清原、桑田時代からの流れが、年を経るごとにねじれが
ひどくなっていったというべきか。
 清原選手が高校生時代に韓国で梅毒をうつされたことを学校が
隠し通し,うやむやにしたという噂があるが、それが本当なら、その
時にしっかりとした指導が行われていなかったということが、根っこ
にあるのかもしれない。今度は勝利至上主義ではなく、選手たちの
人格形成に役立つものにするのだそうだ。