今日は豪州・パースに在住していたころから親しくしていた
友人との暖かいひと時を過ごした。
彼女と我々夫婦が、ずっと話し続けて9時間、飽きることがない。
話はいくらでもある。忘れかけていた固有名詞もすらすらと出てくる
から不思議だ。
来日前に彼女から注文を聞いていた。
「美味しいハンバーグが食べたい」と。
肉ならいくらでも安く買える豪州に滞在して45年と言う彼女がハンバー
グが食べたいというから面白い。
そういえば、オーストラリにはハンバーグを食べさせてくれるレストランが
なかったのだと、改めて思い出した。
わが家では、3キロのミンチ肉を買ってきてハンバーグを作り、冷凍保存
して料理したものだった。私のハンバーグ料理が友人たちに結構人気が
あったのも、レストランでは食べられなかったからなのかと思うと少々
がっくりするが、あのころを思い出して懐かしい思いがする。
彼女の注文に応えるために、どの店のハンバーグを選ぼうかと四苦八苦。
なぜなら、日本ではハンバーグはランチの定番にもなっていて珍しくもない。
だが、この店のハンバーグが絶対ナンバーワンだというのも知らない。
結局のところ、ある店の煮込みハンバーグを食べてもらった。
「これは美味しいわ。オーストラリアでは食べられない」と喜んでもらえた。
最も心を許して話しあえる友人なので、お互いに思い切りしゃべりあった。
楽しい一日だった。