中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

よいしょ、するだけのマスコミに物申す

 マスコミと言うが、正しくはマスメディアと言った方がいいだろう。
 面倒だから「マスコミ」という言葉で書き続ける。
 マスコミと言っても幅広い。新聞、テレビ、週刊誌などがもっとも
 大衆の目に触れるものかもしれない。
 新聞では、讀賣、朝日が飛びぬけていて、毎日、日経などが続く。
 地方新聞にも地域によっては4大紙を凌ぐ発行部数を誇るものもある。
 中日、北海道、西日本、静岡、中国、東京、神戸、京都新聞などはその
 代表例だろう。
 発行部数が多い新聞社が発行する週刊誌などもある。
 上記のような大手活字メディアと、テレビ局などの報道姿勢について
 言いたいことがある。
 話が長くなるので、思い切り省略するが、あの戦争前というより、日露
 戦争が終わった後辺りからの活字メディアが果たした役割は、戦争を
 止めることではなく、煽ることだった。その結果は太平洋戦争へつながってしまった。
 それなのに、戦争が終わると「東条英機が悪い」と言うことで決着をつけ
 たものだ。なぜ戦争反対を書かなかったのかとの問いには、軍部の圧力
 だと言い逃れをする。
 マスコミと言うのは、冷静沈着に物事を考えて、あくまで中立であってほしい
 と思うが、何かにつけて「煽る」のが大好きのようなのだ。
 私は1昨日から、大相撲協会照ノ富士についての扱いについての不信感を
 書いている。
 ところが、マスコミはなぜか・・大相撲に「よいしょ」ばかりを書く。あの野球賭博
 疑惑の時は必要以上に大騒ぎをしたのにだ。
 あの時に処分を受けた力士の内、琴光喜関の処分は間違っていたのではないか
 考えている相撲フアンは今でも多い。
 その後の八百長問題の時には、協会役員の一部に責任を問うだけの形でうや
 むやに済ませてしまった。もっとマスコミはかくべきだったのに・・。
 その後、相撲人気は盛り返してきているが、臭いものには蓋をする体質は残った
 ままだ。八百長問題のときに「ふた」をした後遺症が今も残っている。
 大相撲を国技と考えないで、プロレスのようなショーだと割り切れるのであれば
 それでよい。あのプロレスだって、最初はショーだとは知らずに夢中になっていた。
 力道山がんばれ~~!!って。でも、あれはショーだったのだ。
 彼らはプロだから、体を鍛えているから、技を磨いているから、何でもできる。
 大相撲も、そうなのか?? と、最近の大相撲を見ていて、私は思う。
 だが、マスコミは「よいしょ」するだけ。
 マスコミは一般大衆の「風」を読んで、そちらになびいているだけ。
 と言うことは、私は風を読めない人間なのか・・とおもう。
 一面、スポーツ面、社会面と照ノ富士を「よいしょ」したのに、日本水泳オープンで
 三冠王をやってのけた瀬戸大也の大活躍には小さな紙面しか割いていない。
 こちらの方がすごいと私は思っているのだが・・。