中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

数学と手首とチョーク

 3番目の娘が手首を骨折して困っているという。
 他でもなく「数学は手首を使うので骨折していると困る」という。
 それじゃ「数学と手首」と言うタイトルで一文を書こうか・・と思った。
 ところが「所さん大変ですよ」と言う番組を観ていて、同じような
 ことを感じた。
 日本の「羽衣」というメーカーのチョーク(白墨)が爆買いにあっている
 と言う。
 多くの大手の予備校も爆買いしているし、海外からも爆買いがあるらしい。
 ほかのメーカーのチョークは、硬くてよく折れるのに羽衣のチョークは
 書きやすく、折れにくいのだそうだ。
 特に、数学者は、考えながら書いているときにチョークが折れると思考が
 止まってしまって、最初から考え直すことになるらしい。
 数学には、折れないチョークがなくてはならないものだという。
 手首を大いに使いながらチョークを使っている様をみると、娘の言う
 数学は手首を使うのよね・・・というセリフが良く理解できる。
 羽衣のチョークは他に比べようがないほどの優れものらしいが、間もなく
 製造を中止するというから、世界中からの爆買いが始まったようである。