中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

あなたは政治家を信じられますか(3)

 2003年、イラク大量破壊兵器所持を大義名分にアメリカとイギリスは
イラクを攻撃した。
 もうすでに忘れてしまった人もいるようで、人々ののんびりさには驚かされる。
ご記憶の方もおられるだろうが、その後、イラクのどこにも大量破壊兵器
存在しなかった。これは事実である。
 あの当時、私はJANEWS紙に数か月間にわたってこの問題を散り上げた。
そして、アメリカは泥沼にはまりこみ、世界の示度者としての国威を失って
しまうだろと書いた。
 そして、アメリカが引き上げた後でイラクは混乱の時代に入るだろうと
予測を書いたが、現実を観ていただきたい。
まさに、私がよそしたようにすべてが当たっている。私があてたというよりも
正気で世界の歴史をみている人なら、同じような予測ができたといえる。
 イラクという国をアメリカは知らなかったという方が良いのかもしれないが、
実はもっと深い事情がある。
 説明には長い文章が必用なので簡潔に書く。
あの戦争は、アメリカの軍需産業のためだった。ということは経済的な理由が
最初にあった。大量破壊兵器云々問題は、取ってつけた理由だったのだ。
 たくさん貯めこんだ旧式兵器を一気に使い切ってしまう手段と、最新兵器開発
を同時に行うということを、イラクを攻めることで一挙に解決しようとしたものだった。
 ブッシュの魂胆は最初からそこにあったのだ。政治家の言うことは、裏の裏の裏
まで嘘だらけ。
 なにを考えているのか・・・それは、少なくとも多くの庶民のためではないこと
だけははっきりしている。